2009年6月20日　京響首席奏者たちによる木管五重奏
アスニーコンサート（京都市生涯学習総合センター[京都アスニー] 4階アスニーホール）

ベートーヴェン／ピアノと管楽器のための五重奏曲 作品16
プーランク／木管五重奏のための「ノヴェレッテ」
ボザ／フルートとピアノのための「アグレスティード」 作品44
ブーランク／ピアノとオーボエとファゴットのための三重奏曲
ドヴォルザーク／木管五重奏のための「ユーモレスク」
ヨハン・シュトラウス／木管五重奏のための「観光列車」「トリッチ・トラッチ・ポルカ」

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オーボエ：呉山平煥
ファゴット：仙崎和男
フルート：清水信貴
クラリネット：鈴木祐子
ホルン：垣本昌芳
ピアノ：西脇小百合

今年も行ってきました。アスニーコンサート。ほぼ毎月やっているらしいのだが、なぜか1年に1回しか行ってない。今日の公演は招待していただいたので行けましたが、情報が少ないので公演日はすっかり忘れてしまうのです。会場はほぼ満席になるので固定客でかなりの部分占められているんだろうと思う。なにせ800円ですからねぇ。

さて内容は、いつものように大曲から有名曲からマイナー曲まで幅広く並ぶ。ベートーヴェンは予習しようと思ったのだが、意外にもCDを持っていない曲だった。。。京響メンバーによるアンサンブルは安心して聴けるので、初めての曲でもとっつきやすく感じた。

プーランクは2曲演奏されたが、「ノヴェレッテ」の方はピアノ曲として有名な名曲だ。それだけに五重奏への編曲には違和感があり、あまり魅力を感じなかった。三重奏曲の方は正規の編成でもあり楽しめる演奏でしたが、ピアノ伴奏にプーランクらしさがなく今ひとつだったかな・・・。

意外にも良かったのがボザ。全然知らない作曲家だが、管楽器奏者には有名な人らしく、かなりの超絶技巧を駆使した清水さんのフルートが絶品でした。

ドヴォルザークとヨハン・シュトラウスは楽に聴ける曲なのでリラックスして楽しみました。「観光列車」では女の子のスタッフが笛を吹いて出発や到着を演出し、面白い雰囲気だった。

最後は恒例の全員参加の唱歌演奏。「こいのぼり」だったのだが、てっきり「♪屋根より〜高いこいのぼり〜」だと思っていたら違う曲だったので全然歌えませんでしたけど（笑）。安いながらも手抜きのない良い演奏を聴かせてくれるこのような企画は本当に貴重です。

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