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さすが話題のヒラリー・ハーン。大ホールの公演といえども超満員にするとは。他の来日オケでも最近は満員にならないほどなので、話題のヴァイオリニストとなると状況は違うもんだ。
ほとんど初めて聴くような曲ばかりだったので、あまり気の利いた感想は書けないが、印象としては、外見に等しく、繊細で上品な音色を奏でる奏者だと思った。最近の若手奏者は力で押し切る人が多いので(それも好きだけど)。
ハンガリー舞曲は奇数番号と第20番が良かった。ハンガリーらしさや舞曲っぽさは乏しいが、美しいハンガリー舞曲もなかなか面白いもんだ。アイヴズのヴァイオリン・ソナタは3曲取り上げられたが、第2番が充実の演奏だった。これらの演奏を聴いて、アイヴズの評価も上がるんじゃないだろうか?私もアイヴズ好きだけれど管弦楽しか聴いたことがなかったので、今度は室内楽にも注目してみたい。
しかし、伴奏といってもリシッツァの存在感は強かった。非常に力強くて重厚なピアノ。ハーンとは不釣り合いにも感じるが、メリハリがあって意外にもマッチしていた。可憐な花を支える大地と言ったところか。アンコールは2曲。パガニーニはなかなか聴かせていただきました。
パガニーニ/カンタービレ
ブラームス/ハンガリー舞曲集第5番
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