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阪神淡路大震災から17年。1月のPAC定期は特別な意味を持つ。今回は東日本大震災で被災した東北の音楽教育団体に義援金を贈呈するセレモニーも行われた。二重に意義のある演奏会は素晴らしいものとなった。
ドイツ・レクイエムは通常の宗教的な鎮魂歌とは異なり、人間の死について考えさせる内容になっているらしい。佐渡さんの指揮も、バーンスタイン譲りともいえる実に人間味溢れる熱い演奏だった。この曲は高尚なのでとても眠くなり、最後まで聴くのは困難な曲の筆頭にも挙げられるが、今日は存分に楽しめた。合唱が主役の曲なので、オープニング記念合唱団のハイレベルな歌唱力には満足しました。
2つの震災をつなぐ、絆のレクイエム。いろんな意味で心にしみる演奏会でした。
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