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桜満開の京都。さすがに観客も多くないだろうと思っていたが、まさかの大入りでした。冒頭の「宇宙戦艦ヤマト」は昨年の野外コンサートでも聴いているが、今日の方が精密な演奏でした。エレガント過ぎだったので、大宇宙の様相が皆無なのは京響らしいといえば京響らしい。ドラムもノリノリとはいかなかったので、あくまでも綺麗でおとなしい演奏でした。
次のおくりびとは京響のチェロセクションによるアンサンブル。やはり線が細くて頼りないおくりびとだったかな?1階席で聴いたのも影響あるかもしれないが。
前半最後は「砂の器」。司会の千住さんの作品だ。想像以上にシンフォニックな曲で聞き応えは満点だった。どこかラフマニノフ的な香りのする曲想でした。第1楽章に最後のシンバルと金管には違和感あったけど、第2楽章は充実の壮大なものだった。映画音楽の領域を超えているんではないだろうか?
後半も興味深い曲が続く。日本の映画曲をほとんど知らないために映画のシーンが目の前に広がることはないのだが、最後のゴジラは目の前に広がりました(笑)。これも「ゴジラ」として聞いてしまうより、壮大なオーケストラ作品として聞いてナンボだと感じました。素晴らしい曲が多いじゃないですか、日本の映画音楽って。妥協がないというか、芸術としてちゃんと確立しているところが驚きでした。
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