2011年12月27日　京都市交響楽団
特別演奏会「第九コンサート」（京都コンサートホール 大ホール）

ダマーズ／フルート、ハープ、弦楽のためのデュオ・コンチェルタント
ベートーヴェン／交響曲第9番 ニ短調「合唱付」op.125

○
◎

フルート：清水信貴
ハープ：松村衣里
ソプラノ：小川里美
メゾ・ソプラノ：手嶋眞佐子
テノール：吉田浩之
バリトン：黒田博
合唱：京響市民合唱団
管弦楽：京都市交響楽団
指揮：広上淳一

定期会員になってから毎年恒例になってきた京響の第九コンサート。今回は常任指揮者の広上さんの登場だ。広上さんらしく？速めのテンポでグイグイ進めていくところが心地よいが、至る所にいろいろな仕掛けを用意していたので飽きることなく聴くことができた。特に顕著だったのが、第4楽章の行進曲に入る前の部分だろうか。随分と引っ張ってバーンスタイン並だったのがユニークだったところ。

全体的にパンチも効いていて、気合い十分な演奏だったのは間違いない。いつもながら合唱は相変わらず人数が多すぎなので半分くらいに減らすべきだ。今回の合唱レベルであれば十分に響かせることはできると思う。

2011年コンサートカレンダーにもどる