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2012年3月25日 京都市交響楽団
第555回定期演奏会(京都コンサートホール 大ホール)

演奏曲目および評価

バルトーク/管弦楽のための協奏曲
ブラームス(シェーンベルク編曲)/ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 op.25


演奏者(指揮者・ソリスト)

管弦楽:京都市交響楽団
指揮:広上淳一

感想・短評

2011年度最後の定期演奏会。大入り袋が出たとのことだが、会場は空席が結構あった。しかし、今日の演奏会はダブルメインのプログラムの上に、難曲ともいえる曲が並んでいるので、今の京響の力を存分に味わえるのだ。

前半はバルトークのオケコン。この曲を京響出聴くのは実に3回目だ。過去2回も素晴らしい演奏だったので、今日の演奏はいやが上にも期待できるというものだ。

さて、この曲は音が多くて速く忙しいのだが、遅いわけではなく全く急がない実に堂々とした快演だった。管楽器の活躍ぶりは言うまでもないだろう。過去に聴いた中でも今回のは圧倒的に完成された演奏だった。木管などの速いパッセージなどはごまかし気味(というか聴衆が追っ付かない)になってしまいそうだが、全く危うさもなくしっかり鳴っていたのもスゴイ。文句付けるほど私の知識や経験は足りません。多分、世界レベルの演奏だったと思います。

後半はこれまた好きな、ブラームスのピアノ四重奏曲のオーケストラ版。人気曲ではあるが、それほど演奏されると言うほどでもない。京響二はピッタリの曲だと常々思っていたが、やはりその思いは間違いではなかった。かなり名演と言っても過言ではない演奏だったのではないだろうか?圧巻の演奏に言葉はなかったです。演奏を聴きながら、どこか京響が遠いところに行ってしまいそうな感覚を覚えて寂しくさえ思ってしまった。

間違いなく日本ではトップクラスのオケになった京響。来シーズンも快進撃を続けて欲しい。まさに555回定期にふさわしく、Go!Go!Go!だ。

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