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デーヴィス氏を見直しました。何というダイナミクス! ロマンチシズム溢れる巨匠の響きでした。ここまでデュナーミクを露にした演奏会は久しぶりでした。竹澤さんのヴァイオリンも激しく、そして素晴らしい音色を奏でていました。ロンドン交響楽団は行く度に嬉しい発見があります。しかし、今回は低弦の厚さに舌を巻きました。クラリネットの響きにもとろけそうになったし。
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