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2010年4月17日 アンネ=ゾフィー・ムター ヴァイオリン・リサイタル
(兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール)

演奏曲目および評価

ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第2番
ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」
ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第3番
<アンコール>
ブラームス/ハンガリー舞曲第2番
ブラームス/ハンガリー舞曲第1番
ブラームス/子守歌 op.49-4
マスネ/タイスの瞑想曲
ブラームス/ハンガリー舞曲第7番

演奏者(指揮者・ソリスト)

ヴァイオリン:アンネ=ゾフィー・ムター
ピアノ:ランバート・オルキス

感想・短評

大物バイオリニストだからか?それとも気難しい演奏家だからか?兵庫県立芸術文化センターのホームページには、録音禁止とか写真禁止とかの注意書きが珍しく書かれていた。おまけに、空調も低めに設定しているとの情報まで書かれていたのは驚いた。そこまで細心の調整をして演奏会を開くところにこだわりを感じた。

さて、会場はいつものように割高な3階席中央や2階両サイドが空席というパターン。大物奏者でもここまでは埋まらないか。いい加減料金設定を変えた方がいいかもね。どちらも悪い席ではないけれど、兵庫芸術文化センターに来る人は演奏会慣れしていない人が多いので、どうしても安い席か1階席を求めてしまうんでしょうね。

さて、感想の方ですが、曲順は1・2・3とはいかず、第2番からスタート。ムターのことなので個性的な演奏なんだろうと思いきや、テンポが速くて意外にあっさりしていたのが意外。3曲の中ではこの曲が一番好きなのでちょっと肩透かしを食らった感じだった。オルキスの伴奏もいつもながらにでしゃばらずに控え目だ。しかし、一転して第1番はゆっくりしたテンポに変化。歌わせ方にもクセがあり、ムターの本領が顔を見せた。特に第2楽章が素晴らしかった。ダイナミズムがとても大きく、テンポの変化も激しい。良い演奏家の真骨頂であるピアニシモはやはり驚異的。第3番もなかなか激しくホールを響かせてくれました。

しかし、一番驚いたのはアンコールだ。もともとプログラムに入れる予定だったのじゃないのかと思うほどの5曲にもおよぶ大ボリュームでした。1曲だけブラームスじゃないのが入っているのが愛嬌でしょう(笑)。

個性的で好き嫌いが多い演奏家だと思うが、今日のブラームス演奏を聴く限りでは正統派な印象を受けた。ある意味、そんなにカリスマな感じがしなかったんですが。。。演奏会後のサイン会にも気さくに応じてくれたので気難しい人ではなさそうだ。しかし、サイン会の大行列には正直参りました。200人以上はいたかな?史上最強です。

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