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1999年7月30日 大阪フィルハーモニー交響楽団
第330回定期演奏会(フェスティバルホール)  → はいかーの報告へ

演奏曲目および評価

グリーグ  「ペール・ギュント」組曲より
  朝、アラビアの踊り、オーゼの死、ソルヴェイグの歌
シベリウス  交響曲第2番



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演奏者(指揮者・ソリスト)

指揮: 朝比奈 隆

感想・短評

今日の演奏はあまり感想を書きたくない。まずプログラムの方は、ごらんの通り非常に短くてコールドゲームのよう。演奏の方もコールド負けといったところだった。

ペールギュントは意外と大フィルにしてはこじんまりとした控えめな演奏で好感は持てたが、面白味は今一歩。アラビアの踊りなんかは軍隊軽行進のように聴こえて、ちょっとイメージが違った・・・

問題はシベリウス。シベリウスの中でも比較的旋律のはっきりした曲のはずだが、何を演奏しているのか分からない。各パートとの連携がうまく行っていないのだ。どうしても先に行こうという意志が強く、この曲独特の流麗さがどこへやら・・・ 弦楽器は歌うところは歌っていたが、ヴァイオリンがいつも以下の出来。クラリネットは飛び出すところもありいつも通りか・・・

今回の演奏はCD化するのかマイクがセッティングされていたが、やめた方がいい感じだった。

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