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夏の第九演奏会。なかなか体験できない企画である(笑)。
古楽演奏の第九はいくつかCDで聴いたことはあるが、今日のテレマンの第九は、それらとはまた一線を画した演奏だった。のっけから第1楽章は激速! それも、あまりテンポの変化がなく一気にブッ通すという爽快なものだった。古楽器特有の緊迫感も相まってスリリングでおもしろかった。特に印象に残ったのが痛快なティンパニだ。
第2〜3楽章も当然速いテンポで、素晴らしかったのだが、1週間の疲れもピークだったこともあり、睡魔には勝てなかった。。。だが、第4楽章は何とか気力を振り絞って聴いた(笑)。冒頭から相変わらず速いのだが、特にチェロの旋律がやたら速く感じた。それも、速いだけじゃなく、休符を省いてるんじゃないかと思うほどの間の詰まった第4楽章だった。聴きどころのソリスト、合唱団は文句なし。ソプラノとベースがしっかりしていると、とても安定感があるもんだ。最後のコーダは激速というほどではなかったが、これまで聴いた中で最も熱い演奏だった。前半の「合唱幻想曲」も第九同様に合唱のうまさが光る演奏でした。
古楽演奏を世に広めたと言われる延原さんのベートーヴェン演奏。他の指揮者とは違う個性の強さを大いに感じることができた演奏会でした。
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