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2010年10月1日 高田泰治(フォルテピアノ)モーツァルト ピアノ協奏曲大全 vol.2
(大阪倶楽部 4階ホール)

演奏曲目および評価

モーツァルト/ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414
モーツァルト/ピアノ協奏曲第11番 ヘ長調 K.413
モーツァルト/ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュノム協奏曲」



演奏者(指揮者・ソリスト)

フォルテピアノ:高田泰治
管弦楽:テレマン室内オーケストラ
指揮:延原武春

感想・短評

久々の大阪倶楽部。このレトロなホールは優雅な気分にさせてくれる。いつもはバロックなのだが、今日の出し物はモーツァルト。それもピアノ協奏曲全曲演奏会ということで、なかなかマニアックな曲目が並ぶ。唯一「ジュノム」が少し有名な程度か。

演奏は2台のピアノを使い分けていた。最初はシュタイン社で第12番。次はヴァルター社で第11番。音色が違うので聞き分けるには面白かった。ヴァルターの方がチェンバロっぽかったので、シュタインの方が好きかな?曲は勇ましい第11番の方が楽しかったですが。

後半は第9番「ジュノム」。早い番号としては有名な曲だ。5月に小曽根さんの演奏で堪能したのが記憶に新しい。勝手知ったる曲だっただけに楽しく聴けた。ピアノの高田さんも流れる水のような滑らかさで、モーツァルトらしさを存分に表出させていた。

マニアックなのだが、延原さんのいつもの皮肉たっぷりの話も楽しくて、心安らぐ演奏会として参加することができたのは良かった。

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