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コンサート名・公演名

1998年11月1日 ウィーン弦楽四重奏団
(ザ・シンフォニーホール)

演奏曲目および評価

ハイドン  弦楽四重奏曲第67番「ひばり」
ベートーヴェン  弦楽四重奏曲第7番「ラズモフスキー第1番」
シューベルト  弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」



演奏者(指揮者・ソリスト)

ウィーン弦楽四重奏団
(1st vn) ウェルナー・ヒンク
(2nd vn) フーベルト・クロイザマー
(va) ハンス・ペーター・オクセンホファー
(vc) フリッツ・ドレシャル

感想・短評

ウィーン・フィルのトップ奏者によるカルテット。ヴィオラはクラウス・パイシュタイナーだったが、定年が近いため後継者としてオクセンホファーがメンバーに加わった。まだ慣れていないためなのか、ちょっと緊張気味だった。「死と乙女」の前に楽譜を落としたりしていたし・・・

全体的におとなしめな演奏に聴こえたのは、やはりホールの大きさだろうか。フルオーケストラと同じホールではちょっときついか。ハイドンは控えめな演奏。ヴァイオリンが全面に出されていて低弦があまり聴こえなかった。第4楽章では各パートが躍り出ていたが。

ベートーヴェンは今日の一番。チェロのドレシャルは艶のある丸い音色で非常に良かった。ヒンクの細く伸びやかなヴァイオリンが彩りを良くしていた。第2楽章の冒頭、チェロ→第2ヴァイオリン→ヴィオラ→第1ヴァイオリンと交互に移りゆく箇所は素晴らしかった。特に良かったのは第3・4楽章。文句なしです。

シューベルトはもう少し激しさが欲しい気もした。ヒンクは高域の音になると不安定になりがちだったが、あれだけ大きな音を出そうとしたらしょうがないか。第4楽章では起伏も大きくフィナーレは突進していくようだった。

アンコールはハイドンの弦楽四重奏曲第77番「皇帝」より第1楽章。チェロとヴィオラが良く聴こえて堪能できた。


ウィーン弦楽四重奏団

ヒンク&クロイザマー

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