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コンサート名・公演名

2003年9月7日 堀米ゆず子 ヴァイオリン・リサイタル
(京都府民ホール アルティ)

演奏曲目および評価

ルクレール  2つのヴァイオリンのためのソナタ
J.S.バッハ  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番
原田 敬子  トリプル・ケイデンスII(2台のヴァイオリンのための)
      (2003年 委嘱世界初演)
バルトーク  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ





演奏者(指揮者・ソリスト)

ヴァイオリン: 堀米 ゆず子
ヴァイオリン: 加藤 知子(特別ゲスト)

感想・短評

毎年話題になっている「900円コンサートシリーズ」。いつも気になってはいたので、今回初めて足を運ぶことに。場所も初めてのアルティ。しかし、会場は早くから大混雑で、座るところがなかった(涙)。仕方がないので、舞台横の壁にもたれ掛かって聴くことになった。

1曲目はバロックらしいとても純粋な音楽で聴きやすかった。あまりバロックは聞かないので、フランスの古典は初めて?だったのかな??? メインは当然堀米さんだが、ゲストで来ていた加藤さんも実力者で、とても息の合ったデュオを聴かせてくれた。

バッハは今日のNo.1か。堀米さんのソロで語られるバッハは、バロックとかいう領域を越えた演奏に聞こえた。芯もしっかりしていて音量も十分。論理的に演奏されていたので、バロックと現代曲の境界は感じられなかった。特に良かったのはシャコンヌ。まさに「圧巻」というところでしょうか。5年ほど前に堀米さんの演奏(ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲)を聴いたときとは少し異なり、技術がより完ぺきになっていた感じだ。今日の演奏ではミスは聴き取れなかった。

後半は一転して現代曲。原田さんはまだ30代くらいの若い作曲家。会場にも足を運んでいた。曲の方はさすがに異次元のもので理解はできなかったが、堀米&加藤の息の合った演奏には会場も息を飲んで聞き入っていた。

最後は今日のメインだと思っていたのに、ちょっと眠りに入ってしまった(笑)。しかし、演奏の方はますます乗ってきており、この難曲をも軽々しく弾きこなしていた。

アンコールでは、バルトークの小品を数曲と、原田さんの編曲による「荒城の月」が演奏された。2人とも楽しそうに弾いていたので、見ている方もつい乗せられてしまう楽しい演奏会だったのではないだろうか? 来年も足を運んでみたい。

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