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2010年11月26日 テレマン室内オーケストラ
第196回定期演奏会(いずみホール)

演奏曲目および評価

ベートーヴェン/「プロメテウスの創造物」序曲 作品43
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58
ベートーヴェン/交響曲第5番 ハ短調「運命」作品67



演奏者(指揮者・ソリスト)

フォルテピアノ:高田泰治
管弦楽:テレマン室内オーケストラ
指揮:延原武春

感想・短評

昨日は東京でN響を聴いて帰ってきたので、非常に疲れた中で今日の演奏会に臨んだ。眠いがいつも鮮烈な演奏を繰り広げるテレマンなので目が覚めるかな?

初めの「プロメテウスの創造物」はいきなり不協和音から始まったのでドキッとしたが、前向きに解釈すれば古楽らしいスリルある新鮮な演奏でした。まぁこういうハラハラするのもありでしょう。2曲目はフォルテピアノによるピアノ協奏曲第4番。この曲はなかなかモダンピアノよりしっくりくるなぁと思って聴いていたが、突然の睡魔で落ちました・・・。この曲はどうも苦手なんですよね、もともと寝ずに聴いたことがあまりない(笑)。第3楽章でようやく意識が戻りました。

「運命」は今日のメインだけあって非常に熱い演奏でした。テンポは速いというほどでもなかったのだが、古楽の良さを存分に感じることのできる充実した響きを楽しめました。危ういのはスリルとして楽しめるからいいもんです(笑)。圧巻はやはり第4楽章でした。クドイと感じることの多いこの楽章がこんなにも自然に聞こえることは稀です。高揚感も申し分なく、多いに盛り上がりました。

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